Category — なーるほど発達 -医学と進化論に発達を学ぶ-
進化と発達 6:
人類の祖先の進化:
1400万年~1000万年前にはケニアから南方に伸びる大地溝帯が形成された。この断層陥没帯は南北に走る大きな隆起をつくり、これが壁となって東西に大きな気候の違いをもたらすようになった。西から流れてくる湿った風を遮り、東アフリカに乾燥した疎開林や草原を作り出した。おそらく、そこへ人類の祖先だけが進出を果たしたのである(資料1)。熱帯雨林がなくなったことで樹上生活に別れを告げ、昼間の低灌木、草原で暮らしていくことを人類の祖先は選択したのです。
大きな生活環境の変化ですので、変異を積み重ね大きな変異を生み出し、人類の祖先は生き残ったのです。これら変異が、人類の家族の誕生、直立二足歩行、脳容量の拡大です。
※家族の誕生と直立二足歩行のどちらが先に現れたのか手元の文献ではわかりません。
※抗重力は樹上では主に肩・腕・手が担いますが、草原では足が担います。
熱帯雨林の樹上で4千万年も過ごしてきた人類の祖先が、低灌木や草原地帯で捕食者である肉食獣の歩行、あるいは走行と戦う、あるいは回避することが重要ですが、肉食獣と同等の運動の仕組みを持つことは生き残れないことではないでしょうか?肉食獣と同じ運動の仕組みだと進化して同等の運動性能を得るまでに時間がかかるからです。
1400万年前から、直立歩行が認められる700万年までの東アフリカにおける人類の祖先の徐々の変化こそが、人間の進化の「母胎」のようです。発達を考えるうえでも大変重要なポイントだと思われますので学問的な解明を期待したいと思います。
8月 3, 2011 No Comments







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