ファミリー・ルネッサンス 恩返し(ブログ第3号)

祖先の涙
 人類進化論(山極寿一著 裳華房 2010年 146p)に約1500万年前に、突然平野の大地が隆起し山岳地帯になってしまい、熱帯雨林が消失、熱帯雨林の樹上で暮らしていた人類の祖先は、捕食者・肉食獣が徘徊しているサバンナに唯一進出という旨が書かれています。  大地が揺れ、地鳴りが響き、森林がなぎ倒される、大きな火事も起こったのかも知れません、動物たちが逃げ惑うなど天変地異の惨状が想像できます。多くの仲間を失ったことでしょう。さらにそれまでに棲み処であった熱帯雨林がなくなってしまったと気づいた時の恐怖はいかばか。それまで約4000万年間熱帯雨林樹上ばかりで地上での生活経験がありませんので、地上の肉食獣対策のノウハウはゼロに近かったのではないでしょうか。仲間が肉食獣に襲われるところを間近で目撃体験しているに違いありません。祖先は毎日が捕食される恐怖と隣り合わせの生活で、涙が尽きることがなかったのではないでしょうか。  人類の祖先だけが唯一サバンナに進出としたとされています(前出文献)が、少しでも安全な場所さえあれば、肉食獣たちと同じ平面では生活したくないはずです、人類の祖先にはサバンナに進出せざるを得ない理由があり、涙の選択を強いられたのでしょう。

祖先が直立二足歩行を選択してくれたお蔭で、…
 そのような過酷な環境の中で祖先は、「よくぞ直立二足歩行を選択した!!」です。直立二足歩行を選択していなかったら生き残りができず絶滅し、今の私達人類は存在しなかっただろうと思うからです。おそらく高度な脳神経系も、家族も、そして母親が生まれたばかりの子どもを誇らしげに他人に手渡しする満ち足りた笑顔も何も無かったろうと思います。  私達の”歩き”や”走り“はこのような状況の中で祖先が獲得したのです。その後の私達人類の特徴は直立二足歩行が基礎になっていると思われます。私達の健全な心身は直立二足歩行が基礎になっていると思われます。みんな、歩きましょう!背筋をぴんと伸ばし、両手を振って大いに歩きましょう!毎日歩きましょう!

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恩返し
 私達の祖先は、同じような仲間が絶滅する中で、特徴を獲得しながら生き残り、現代の今に命をつないでいます。私達は、祖先からのバトンを受け継いでいます。そして、次の世代にバトンを渡すのです。
10年後の子ども、100年後、1000年後の子どもにバトンが届くように今を生き続けていくのが祖先の涙と戦略に対する恩返しの一つではないかでしょうか。  子どもの笑顔、親の笑顔、妻(夫)の笑顔、隣近所・友人の笑顔、笑顔が継続するよう、一人ひとり-家族-集団が知恵を出し合うときです。これも祖先への恩返しと思いますが、如何でしょうか?
※次の世代は自分の子どもでなければならないという理由はありません。

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